JR大阪京都間、車窓から見えるサントリー山崎蒸溜所の反対側には緑が美しい小高い男山。これを登り石清水八幡宮~東高野街道を歩き天然温泉で疲れを癒す日帰り温泉の旅。
先日GoogleMapを眺めていたら、この近くに新設されたばかりの『竹取温泉 灯りの湯』を発見。これは行かねば!と今回の企画を立てました。
※JR大阪駅スタート、往復交通費と入浴料、ランチ予算1,500円で総合計:3,490円(一人当たり)というリーズナブルなプランです。
旅の工程表 費用内訳
京阪八幡市駅を降り、目の前のロータリーを左前方の道を程なく行くとすぐに石清水八幡宮の一の鳥居にたどり着きます。
今回はここを右の塀沿いに進みます。
男山ハイキングコース(鳩ヶ峰)こもれびルート
ルートはこちらを参考にしました。
数分で神應寺に到着、左の方へ道なりに続く道も有るのですがこれはお不動さんに延びている道ですので間違えないように。お寺の中に入り階段を上っていく「こもれびルート」という白い目印と道標があるのでこれに沿っていきましょう。
男山ケーブルを横目に見ながら少し急な登りを進むと一気に右側が開け、眼下に八幡市駅を見おろすビューポイントが現れます。「おーっ!」と一気に期待は膨らみますが、実はビューなのはここ一つぐらいで、後は大阪市街がちらりと見えるのみ。基本的には草木の間を縫って歩くような道、景色は望めない山道が続きます。
鳩ヶ峰の頂上へは20分ほど、小さな祠と道標が立っています。
国分寺もあったようです。その昔はきっと参拝者であふれてにぎやかだったのでしょうか。
この後道は南方向へ、男山レクリエーション施設前に出てきます。
この施設を左側に見て、右の舗装道路の方へ進みます
T字路を左へ。車も通る1.5車線ですが両側の竹林が日陰を作ってくれます。
■石清水八幡宮に行かない人は以下のルートへ(竹林の途中、右に曲がります)
↓これの「八幡・淀周辺 編(男山散策路・樟葉宮跡の杜コース」
※茶色の道 神原交差点から東高野街道へ、ピンク色の道へ入り温泉に向かいます
■石清水八幡宮参拝の方はそのまま道なりに
進んでいくと10分ほどで石清水八幡宮の駐車場へ。
「本殿」の矢印に沿ってお参りしましょう。
石清水八幡宮
こじんまりとしつつも美しい社殿、素敵でした石清水八幡宮。
2019/9月現在、「せせらぎルート」は通行禁止となっていて進めませんでした。
温泉『竹取温泉 灯りの湯 』に向かうにはこのまま南下できたら効率良いのですが仕方なく裏参道方面か一の鳥居まで行きます。
大扉稲荷社から右方向への九十九折りの下りを降りていくと「山ノ井戸」に出るのでそのまま東高野街道に出ることが可能です。
東高野街道を南下
↓これの「八幡・淀周辺 編(東高野街道コース)」※ピンク色
東高野街道
とは:wikiより
数ある高野街道のうち、いちばん東側に位置する道筋。八幡(京都府八幡市)で京街道 (大坂街道) と別れ、河内国の東部を通り、長野(大阪府河内長野市)で西高野街道と合流し、 以南は高野街道として紀見峠、橋本、高野山へ至る。
いつ頃に形成されたかは定かでない。既存の集落を経ず、出来るだけ直線になるように通されており、自然発生的に形成された道ではなく、計画に基づいて建設された古代道路であると言われている。 淀川水系の河川や、かつて存在した巨大な河内湖(深野池)周辺の湿地帯を避けて生駒山地の麓を通り、河内国府(現在の藤井寺市)付近で大和川を越えると石川の左岸に沿って通った。 平安時代には駅が設置され、京と河内国府を結ぶ官道としても重要であったとされる。
歩いてみると古道のたたずまいをそこかしこに残していて、古い街並みを歩くのが好きな人にはグッとくることうけあいです。
道はまっすぐ南へ。
途中八角堂や松花堂庭園や美術館、こども動物園など見所も沢山あるので、いろんなオプションを是非追加してみてください。
なお、当方街道を歩こうとしましたが容赦ない日差しと暑さにやられ、早々に『竹取温泉 灯りの湯 』行きの送迎バスに乗り込みましたw。
今回のプラン後半ルート用に送迎バス乗り場も入れていますので、途中脱落しそうであれば是非活用してください。↓
後半ルートマップ(温泉への無料送迎バス乗り場も)
http://www.akarinoyu.com/wp-content/themes/akarinoyu/pdf/bus.pdf
⑤八幡小学校前(バス)
④八幡市役所前(バス)
③広門(バス)
②大芝・松花堂前(バス)
※これに乗るとしたら時計回り反対方向、駅を経由していきますので若干時間はかかります。けど楽~。
竹取温泉 灯りの湯 京都八幡
きれいです。
靴箱・ロッカーは小銭必要なし、館内着とレンタルタオルで別途300円、入浴料850円(土日祝)は安いんじゃないかな。
と、思いのほか多くの人でごった返していました。
サウナは6人入ればいっぱい!な狭さであまりゆっくりできず。
一番のあつ湯でも40度を切っていて、熱湯系のワイは少し残念。
(最近どこもぬるいのが流行ってるよね、ほんとなんとかしてえええええ)
露天風呂は広く開放感に溢れていますが唯一日陰のある屋根下TV前には長居をする人で多く、入る隙間がありませんでした。時間や日にちにもよるのか、場所柄人気が出るのも納得ですし混んでいるのが苦手な人は時間をずらすのが良いかもしれません。※朝6:00OPEN。(たまたま芋の子状態だったのかも)
食事処は評価高し!
清潔感あふれる店内でアテも多くのんびり居酒屋づかいの出来る居心地よさです。
店員さんも気持ちの良い接客で、応援したくなる常連さんが増えるのも納得。
お蕎麦推しのお店、蕎麦は乾麺を茹でているものですが食べ放題もあって、これも人気の一因でしょう。
帰りは無料送迎バスで樟葉駅まで。
準急とそんなに変わりませんが、鉄道好きなら是非お京阪のプレミアムカーも是非。
京橋←→樟葉 区間はひとり400円の特急券。(トイレは有りません)20分間ですがリッチな気分楽しめます。
この日、サクッと入浴、ビールランチして13:10発の送迎バスに乗り、14:16には大阪駅。
※今回はハイキングをするため男山ケーブルには乗りませんでしたが、これを利用し参拝を済ませ無料送迎バスで温泉に浸かる、というライトなプランもありですね。
※スプレッドシート旅程表は「仙台でSFCをめざす」さんのテンプレを使用しております!ありがとうございます!
旅を快適にする旅程表を、Google スプレッドシートで作成する「旅のしおり」テンプレート公開 | 仙台でSFCをめざす
※公共交通機関の時刻、各施設の料金などは全て土日祝の場合かつ一般料金となっています。
※タオル類は持ち込みを想定、その他必需品については必ず施設webサイトをチェックしてください。(基本どこも手ぶら入浴OK、その場合はレンタルor購入用タオルを。今はどこの洗い場にも無料シャンプー・リンス・ボディソープが有ります。)
※この投稿は2019年次点のもの、交通費はGoogleMapから算出されたものを使用、バス時刻や運賃も変わるおそれがありますので、あくまでも一参考として。
当ブログに掲載された内容によって生じたトラブルなどの一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。