こむらがえり

「こむらがえり」とはふくらはぎにおこる痙攣のことを指します。「歩いて汗かいて温泉入ってビール呑んでご飯食べて帰る」小さい旅行が好き。

関西日帰り温泉の旅 柳生街道~笠置寺~【注意:営業休止中】天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館【5,000円プラン】

奈良と忍辱山円成寺(運慶作 国宝大日如来像が有名)へ結ぶ柳生街道はかなり人気のコース。今回はこれよりさらに奥の「柳生みち」、野仏と笠置山散策を楽しんで最後は温泉に浸かり電車で帰阪するプランです。(※ 2019年4月現在、温泉は営業中止中)

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笠置遊歩道(笠置寺域内)

JR奈良駅出発、9:11発の奈良交通バスで一気に柳生まで向かいます。

 

docs.google.com

 

経由地、近鉄奈良駅でももちろんこのバスに乗車はできるのですが個人的にはお勧めしません。円成寺行のハイカーが土日祝に集中し常に人気なこの路線はいつも激混みなんですねー。近鉄奈良駅では椅子に座ることができないのを覚悟しなければならず、約30分以上立ちっぱなしを余儀なくされます。

歩く余力を残したい若者以外(笑)は是非JRの始発からを。

※てか、奈良交通さん土日だけでもこの路線もっと朝早くからお願いしたい…ずっとこの9時台1本のみなので毎回辛いです…

 

バスに揺られること40分ほどで円成寺バス停に到着。ほとんどの乗客はここで降りていきます。

そのままバスを乗り続けて柳生方面へ。

 

さて、
今回の散策は近畿鉄道さんのてくてくマップ(全11キロの内、5キロ程)を使用します。

柳生・笠置周遊コース約11km

江戸時代に剣豪の里として栄えた柳生から、南北朝時代に合戦の場となった笠置の史跡を巡り再び柳生へ戻る周遊コース。

てくてくマップ 柳生・笠置周遊コース

てくてくマップ 柳生・笠置周遊コース

 

柳生って奈良の端っこで京都との県境になります。いろんなことにも同じことが言えますが県をまたぐ観光情報ってちょっと不親切なんですよね(笑)奈良側も京都側も。

ただ近鉄さんのように県をまたぐ沿線であればこういったハイキング・散策コースの情報がたっぷりで、本当に助かっています。

※今回使用するてくてくマップも(JR笠置駅を終了地点にできるのに)あえて布目川沿いを廻らせ柳生バス停に戻ってくる、という戦法…(汗)近鉄さん!マップ使わせてもらってるのにJR→JRでごめんなさいっ!!布目川沿いも廃ホテルとかあってめっちゃええのんで、これはまた後日!!

 

話もどります。

「柳生バス停」は柳生地域のかなり奥の方、さすが剣豪の里といったといころ。
降りた場所を進行方向前に左へ曲がると『柳生の里トイレ』がありますので、用を足したい場合はこちらへ。

付近に日陰が無いので、この付近には朝からサイクリストのグループが休んでいました。(車どこ止めてるんだろ)

トイレを出て左に『柳生』交差点がありますので、これを左折、打滝川を渡ってすぐの細い道に入っていきます。

目の前左方向には白くて枯れた『十兵衛杉』が。

十兵衛杉

十兵衛杉

これ、昭和の時代にTV時代劇に『柳生十兵衛』てのがあってものすごい流行った時期があったんです、きっとその時はバスが連なって観光客であふれていたはずです。

けど今はその十兵衛杉も枯れてしまって二代目が横に立ってはいますがなんか丸っこくてちょっとダサい(ごめん)の、もの悲しいです。

つか、十兵衛杉GoogleMapにもマークされてなくてさらに哀しくなった、っつー。

 

十兵衛杉を左目に見ながら20Mほど少し進むと『東海自然歩道 古城山』の標識があります。ここをマップどおりにまっすぐ行ってもいいですし、
ここを右に入り左へ、川沿いを歩いていくと↓こんな感じの道で北上していきます。

次のポイントは『阿対の石仏』。標識もところどころにあるので間違えないでしょう。

阿対の石仏

阿対の石仏

柳生街道、円成寺から阿対の石仏まで歩いた場合のマップ、約12~15キロってとこでしょうか。

柳生街道、円成寺から阿対の石仏まで歩いた場合のマップ、約12~15キロってとこでしょうか。

ここからはゴルフ場の横を歩く道になります。ところどころ道路工事をしており迷いやすいので気を付けてください。(2019年5月)

笠置寺に到着。ここまで柳生バス停から約1時間~1時間半。

笠置寺

笠置寺

www.kasagidera.or.jp


このお寺、すごく良い!です!
境内はかなり広くて大きな弥勒磨崖仏、巨石の間を縫って歩くアスレチック要素たっぷりの散策道、素晴らしい眺望。ぜんぶ盛りでお腹いっぱいになります。

一日修行などもされているようなので一度ゆっくりと来てみたいです。
早朝の雲海、きれいだろうなあ。

 

 かなりここでゆっくりできるのでお腹が空いてくるころ。
下山して温泉に向かうにも、30分以上かかるので
『自遊宿・料理旅館 松本亭』で先に腹ごしらえすることにしました。

matsumototei.com



キジ鍋

キジ鍋

きじ定食

きじ定食(鉄板焼き)

きじ鍋が名物の様だったのでキジと炊き込みご飯のセットをいただきました。

 食後も歩きます!
(お寺までのバスなどは皆無、タクシーを呼ぶ以外に無いのでご注意を)

距離にして1~1.5キロぐらい、山道を下っていきます。

庚申さん

庚申さん


予想より距離を感じます(笑)が、急坂を下ると目の前に町が見えてきます。

笠置形灯籠(笠置寺、参道・登山口)

笠置形灯籠(笠置寺、参道・登山口)

最後はこんなところに出てきます。↑ 

 

笠置寺、参道・登山口

笠置寺、参道・登山口

↑ 日本全国に見られる昭和的観光地のやつ。


ここからもまだもう少し、15分ほど舗装道路を歩きます。(車に気を付けてください)

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↑ さっき降りてきた笠置寺

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↑この橋を渡ればもう少し!(鷺推しですね、かさぎ、だけに)

 

天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館

天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館

『天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館』到着です。

kasagi-ikoi.com

※本音で書きます(笑)

地方の天然温泉、しかも笠置寺という最強コンテンツがあるのできっとホスピタリティに溢れたいい感じの施設かな~と思っていたら少しガッカリしますので気を付けてください。

多くのレビューにあるとおり『大衆的健康ランド』風情の施設でした。
webサイトみるときれいにリニュされてて女子がキャッキャしてるもんで…

って調べてみたら2019/8/31で休業、とのこと?!

休業のお知らせ

・・・。

 

ということでごめんなさい!!このプランは一旦保留とします。。。

ここまで書いてしまったので、とりまリリース。
温泉に入らず帰阪、というプランにて〆させていただきます。

docs.google.com

 

牛滝温泉 いよやかの郷→四季まつり

旧牛滝温泉いよやかの郷について - 岸和田市公式ウェブサイト

みたいにどこかが買って改修して生まれ変わるかもしれませんね(復帰まで1年もかからんかったような)・・・待ちましょう。

 

 


 

 ※スプレッドシート旅程表は「仙台でSFCをめざす」さんのテンプレを使用しております!ありがとうございます!

旅を快適にする旅程表を、Google スプレッドシートで作成する「旅のしおり」テンプレート公開 | 仙台でSFCをめざす


※公共交通機関の時刻、各施設の料金などは全て土日祝の場合かつ一般料金となっています。

※タオル類は持ち込みを想定、その他必需品については必ず施設webサイトをチェックしてください。(基本どこも手ぶら入浴OK、その場合はレンタルor購入用タオルを。今はどこの洗い場にも無料シャンプー・リンス・ボディソープが有ります。)

※この投稿は2019年次点のもの、交通費はGoogleMapから算出されたものを使用、バス時刻や運賃も変わるおそれがありますので、あくまでも一参考として。
当ブログに掲載された内容によって生じたトラブルなどの一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。