役者がみんな良かった。
どなたかも書かれていたけど、小山ルミ役の人が良かった。 ぶっちゃけると、これはシリアス系で、役者はシリアス系の演技は結構ラク、なので あんまほめ過ぎはしない。 けどいい塩梅のキャスティングには拍手を送りたい。
まさにあの90年代を生きてきた身からすると、 あの乾いた感じはもろ青春でいやがおうにも無条件に気持ちが盛り上がる。けどね、それはいつの世も雰囲気は違えどみんな乾いた青春だったんだと思うし、今の10代・20代にも通じるんだと思う。
河口近くで近くに工場があって川があって橋があって草ぼうぼうの河原があって。 俺が過ごした20代、まさに同じ環境が目の前100メートル圏内にあったもんだから。 この漫画のリアル感はものすごく気持ち悪いくらい、わかる。
PiCNiC て映画もそのころあって。 河原(か、廃工場の草ぼうぼうみたいなところ)で死んでしまうcharaが羨ましくて、嗚呼あんな死に方を俺も本当はしたいんだと感じてウン十年、 まさに彼らの娘がこの映画を彩るとは。
この映画、服チョイスがすごい良かった。