こむらがえり

「こむらがえり」とはふくらはぎにおこる痙攣のことを指します。「歩いて汗かいて温泉入ってビール呑んでご飯食べて帰る」小さい旅行が好き。

富士急ハイランドに中年がいない問題

そこそこ絶叫マシン好きの俺、 念願かなってやっとこ先日、富士急ハイランドに行ってきました。

あれな、ほとんど若者しかいないのな。 俺ほんとまじかよ、どっかにいるだろ、えっまじでいない、中年と老人と家族がいない。 多少なりともひよりました。うん。 行きの渋谷発の高速バスん中、どっかのサークルご一同かよって思うくらい大学生まみれだったんで。 いやーしかし。これまでとは思わなんだ。

ファミリーと老人はどこにいるのだろうとうろうろするに、「リサ&ガスパール」にしかいない。 なんだここは このヒエラルキーはなんぞや!と震えましたね。

俺、こと遊園地とかのアトラクションには金にモノを言わせて一日中乗りまくる派。で。 すぐにコスト計算しちゃうのね。 待つの大嫌いで、すぐ時間を金に変換しちゃうのね。 乗車時間3分のために2時間待つとか、もう絶対無いのね。待ってるんのが楽しいとゆー価値観なら何も言いませんが、 我慢してまで並んで挙句の果てに「待ち時間ひどい、富士急ハイランド死ね」とか言うのは、 何か違うし残念な気が。すごい損していると個人的に感じます。

2万や3万、誰でも頑張ったら数日で貯めれる! お金で解決できるのなら、解決してみると、いいかもよ! 別れ話だって、手切れ金だって、国どおしのやりとりだって、お金で全部解決するんだよ!

さて。

当方関西地方なんで、今までのベストは ジェットコースターはナガシマスパーランドの「スチールドラゴン2000」、 面白いんはUSJの「ハリーポッターのライド」、かなー って感じで。 幕を開けた、初の富士急ハイランド

結果から言うと、

「まじでやばい」

かったです。

以下、よくやるランキング↓↓↓

1.FUJIYAMA 素晴らしい。 景色の良さもさることながら、あの高さと盛り込み方、よくできたジェットコースターでした。 「もう一度乗るなら」絶対FUJIYAMA一択。 最強、富士急ハイランド。負けた~~ って思いました。

2.ええじゃないか 死を身近に感じる。 一度は乗るべき。けどまた乗りたいか、と言われたら お腹の中を空っぽにして、すごい体調がめちゃめちゃいいときに乗りたい。かな。 かなり振り回されるので、関節弱い人とか危ないんじゃないか。 軽いムチウチ、すごいチカラが体のフシブシに直にきて、老人は乗っちゃだめだと。 (表現がすでに老人)

3.高飛車 じらし、たまらない。

4.ド・ドドンパ 最初のインパクトはすごい。 入口に近いからいつも並んでる。

5.トンデミーナ 個人的好み。 このタイプはいろんな遊園地に有りますが、かなり好きなやつです。 爽快感がいい。 ガチガチに全身固定されてぶん回される富士急ハイランドの中では、 一時の清涼感、みたいな位置づけ。

6.鉄骨番長 空中ブランコのでかい版。 さすがにふつーのブランコに乗ってるだけなのに、あの高さは震える。 「鉄骨番長・・・」のテーマソングはあたまに残ります。

7.富士飛行社 おすすめ。絶叫系に疲れたら「ほっ」と癒されます。 家族連れも安心のアトラクション。 ブルーインパルスが見たくなります。

8.テンテコマイ 23回ぐらい回りました。 終了後のアナウンスでTOPは28回のお姉ちゃん、って聞いて。 地団太踏むくらい悔しかった。 けどなー、あれ100回とかまじで狂ってる。称賛。 俺回転15回目ぐらいで頭キーンなって、鼻血出そうだったもん。 これ我慢したら穴から何か出てくるな・・・って危険を感じて止めてしまいました。(連れはそもそも回転にまでには至らなかったとか) まぁ、並ばずに乗れたんでもっかい乗りたかったかな。

と、まあ

他にもいろいろ乗りましたが、富士急ハイランドは 絶叫系に乗らなくても(絶叫優先券買わなくても)そこそこ遊べるところだってのが、わかりました。 園内も思ってたより狭くてこじんまりとまとまっていて、ただし動線はかなり悪い(せまいところに配置したせいか)けど、 通常の乗り物はほいほい乗れてました。 しかも、2018年7月から入場料無料になるんですなー

「入園無料化」の富士急、アトラクション利用料は約2倍に

どうしてもUSJと比べてしまいますが、とにかく富士急ハイランドはチケットを手配する際に高い!と感じてしまいましたですね。 納得できない価格設定。そう感じてしまう。そう感じるような配分?

ええと、今回かかった費用ですが土曜日価格で(1人分)

E-TICKETS 5200 『高飛車』スマート絶叫優先券 1300×2 『FUJIYAMA』スマート絶叫優先券 1300 『ええじゃないか』スマート絶叫優先券 1300

『富士飛行社』スマート絶叫優先券 1100

11500円 (朝9:00から15:00まで)

あれ?思ったほど高くないですね。

USJのロイヤル・スタジオ・パスでは「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」30分ぐらいの間に4回連続乗車、 とかえげつないことできたので、時間計算と満足度で言うと うーん USJの方が(3万だけど)コスパ優れていたと感じる理由。 富士急ハイランド スマート絶叫優先券のように、1時間枠内で1回しか乗れないチケット となると時間配分を常に考えて行動しなければいけないわけで、 これって、結構心理的に追い立てられるから、きつい。 通常1000円なのに土日だけ1300円に跳ね上がるのも、気分的にボラれてる感UPするのでマイナスイメージ。

「3万で、ぜんぶ好きな時間に好きなだけ」 「1万で、1時間内で使わないといけないチケットいくつか」 と、どっちがいーか ってなると。 合理的・効率的を考えると。

人によるのかもしれませんが、俺は高いと感じたです。 小出しで集金していくシステム、なんか印象悪いんじゃないかなぁ。

しかも、俺らみたいな遠方から来る客もいるんで、 だって河口湖とか温泉とか他にもスポットいっぱいあるエリアだもんで 「早めに切り上げて温泉旅館にチェックインしたいよね」 ってのもあって、

ってなると、 「1時間内で使わないといけないチケット」 これ、やっぱ効率悪すぎだわ って。

お金ある人は、どーやってもお金使って楽をしたいから、 3万でも絶対買うから。 USJみたくハイクラス プラチナチケット 出ないかのう。

あと園内9:00OPENなのに、絶叫優先券が10:00からっての、せめて30分前倒ししてくれんやろか。 俺最初の1時間ドドンパで結局並んでしまって労力と時間を無駄にしちゃったんだわ。 最初だから列の並びと待ち時間の具合がわからないのもあったが、 結果ここで消費した1時間、これね、中年の俺はそっこで出鼻くじかれたわね。

15:00には温泉に向かいたいのに、一番テンションmaxの朝イチにやらかしちゃったんで。 だいぶ入念な下調べしたけど、ここの計算は、俺が間違ってたなぁ。

9:00は入口近くにダッシュ、て決め込んでたけど、結局鉄骨番長とかタワーとか奥の方の絶叫じゃないやつをパパパーッと攻めるべきやった。多分最低でも3つ4つはいけてた。 二度目があるなら、生かそう。

で。

 

入場料無料化、そうか。 「若者だけでは単価低すぎてもうからない」 ってことやんやね。 家族を取り込みたい、と。 それはそーだ。

リサガスでベビーカー引っ張ってたお父ちゃんも「ドドンパほんまは乗りたいねん」 思ってるかもやろし。 けど、まわりあんなに若もんだらけだったら、おっちゃん、気ぃ使うわ。

実際、俺、すげえ気ぃ使った。(べつにつかわんくてええんやろうけどな)

中年が金にモノを言わせて(つってもたかだか1万だけど)絶叫優先入口に進んでいくのを炎天下で並ぶ長蛇の若者たちに遠巻きで見送られているの、結構身につまされるのですが。 富士急ハイランドの中の皆さま、いかがなのでしょうか。

あれ、優越感を味あわせたいのか、構造上の問題なのか。 同じ列なのは、こっちも辛い。これもちっと切なく感じましたです。 (アトラクションによっては別入り口のものも確かにあったよ、高飛車とか)

なんか、凹んだ内容になっちゃった。

あと 絶叫好きな外国人の方もよく見受けましたが、 彼らしか行かないアトラクション「EVANGELION: WORLD」には、切なさを覚えました。 エヴァって、もう20年以上前のアニメなんですよね。 ただ俺らはそこをまだ感覚としてわかっていなくて、まだ気持ちも20年前のままなんですな。

富士急にこぞって来る大学生らにとったら、おじさんのアニメであってクールじゃないんでしょうね。 人もまばらでアジア系外国人しか入っていなかったのが、 現実に引き戻された感があって。これも個人的には胸が少し痛みました。

※アスカT買ったので「特務機関NERV IDカード」もらったぞ!(後述

まぁ、そんなわけで。 富士急ハイランド、とても楽しかったです。

また時間があったらまとめようと。

絶叫系は、やっぱいい。 「これネジ飛んだら、即俺ミンチだな。脳みそ飛ぶかな。足とか変な方向に曲がっちゃうとかな。死に際、ってかミンチになる一歩手前ってどんな感じかな。即死ならいいけど痛いんだろなきっと。うぇーい。」 こんなことばかり考えてしまう。

これ、 めっちゃ生きているし今!

とすげくビンビンにしびれる感覚にしばし浸れることができるので。 まあ、だから大好きなのかもしんないやね。